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確約書

確約書について、もっと詳細に →契約書式の作成全集改訂版

■確約書とは
確約書とは読んで字のごとく、確かに約束しましたよという書面のことだ。
支払い確約書なんか、その最たる例ではないだろうか?
ではこの確約書、どんな場合に用いられ、どんな効力を持つのだろうか?

■確約書の書式
確約書の書式の一般的なものとしては、一方が一方的に差し入れるものが多いだろう。
金銭の支払い確約書なんかはそんな感じが多く、実務でもこの形が多い。
借金の支払い確約書を、借りた方が書き、署名押印して、一方に差し入れる。
これで「借りたお金はちゃんと返します」ということを書面で貸主に差し入れるのである。
ではこの確約書の効力は法律的に見るとどういったことを指すのだろうか?

■確約書の効力
この確約書の効力はすなわち、証拠となるということだろう。
売買契約等は意思だけで成立する諾性契約である。
確約書がなくても、契約は成立するわけだが、それでは後で言った言わないの水掛け論となってしまう。
各契約において、確約書や契約書等の書面はとても大切なものとなる。
この確約書の効力としては、証拠となるだけであり、強制力はもちろん持ってはいない。
この確約書の強制力を持たせるには、各司法の手続きを踏んで、債務名義を作ることが必要となってくる。
債務名義を作るための証拠となるのが確約書であって、各手続きにおいて重要な書面となってくる。
これら司法の手続きを踏むのが面倒だという人は、確約書ではなく、契約書を公正証書で作った方が圧倒的に強制力を持たせるのに早道だろう。
その契約において、リスクが高いか低いかによって、確約書で済ませるか、公正証書にするかを決めればいいと思う。

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■確約書の様式
確約書の様式として、押さえておきたい点がいくつかある。
確約書にはまず、作成した日付を入れたい。
そして、誰から誰へ確約するのか、何をどう確約するのか。
これらの内容をきっちり書き込みたい。
次に確約書で大事なのが、署名と押印であり、これらは絶対に必要だ。
タイトルは無難に「確約書」でいいだろう。

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