学生と社会人の違い

ここではコラム的に学生と社会人の違いについて、個人的な意見を述べたいと思う。

「責任が違う。」
確かにその通りだと思うが、それだと漠然としすぎていて具体性がない。
学生と社会人の違いをもっと具体的に考えていきたいと思う。

例えば社会人になると、物を売るとか、物を教えるということで生活の糧を得ていくこととなる。
しかし、ただ単純に物を売ればいい・・・。
ただ物を教えるればいい・・・。
こういう考え方ではダメなのだ。

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自分の売り込んでいる物を使ってくれるであろう人が、その物によってどういう時間を過ごすことになるのか。
自分のサービスによって、相手の人の時間がどう幸せになっていくのか。
ここまで考えられることが、学生と社会人の違いなのではないかと思う。

つまり、学生と社会人の違いで、決定的なことは、他の人間の時間を背負っているかいないかということだと考える。

そういうことが考えられると自然に礼儀作法等の枝葉末節の技術的なものは身についてくるだろう。

全員がそうではないのだが、学生の多くは自分の時間だけを背負っており、他人の時間は背負ってはいない。
私がそうであった。
ただ、社会人になると、自分の時間だけを大事にしようとすると、信用を無くし、つまりは働く場まで失ってしまう。

また、より高度な知識は、より他の人間の幸せな時間を提供するものであり、その知識を得るための学生の時間である。

学生と社会人の違いは、他の人間の時間を幸せにできるかを考えられるかどうかだが、
大学等で学ぶものは、その為の知識であるのだと、私は思う。

※あくまでここに書いた「学生と社会人の違い」は私個人の意見であり、参考程度に留めていただきたい。

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