事故報告書の書き方 3つのポイント 
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■事故報告書の書き方@【交通事故編】
交通事故で人身事故を起こした場合、自賠責保険を使うことになうと思うが、その際、支払請求書に事故報告書を添付しなければならない。
なので、その際は書き方を知っておかなければならない。
ちなみに自賠責は加害者は賠償金を支払ったときから2年以内に手続きをする必要がある。
自賠責での事故報告書の書き方は、
@加害者・被害者の氏名
A速度
B道路状況
C道路幅
D信号または標識
E事故発生状況を図に書いたもの
Fその図の説明文

を記入することになる。
この事故報告書へ正しい書き方をして、請求書、診断書、診療報酬明細書、休業損害証明書等を加害者の契約している保険会社へ出すことになる。

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■事故報告書の書き方A【社内報告編】
各企業には一般的には統一のフォーマットが用意されているが、記入する内容は熟考が必要だ。
工場、建設業、機械、交通事故等の社内への事故報告書の書き方は、それぞれのケースで考える必要がある。
事故報告書で一番大事なのは、原因と結果を明確にすることである。
次に事故報告書の書き方で大事なのが、いつ誰がどこで何をどのようにどうしたか、つまり5W1Hがである。

一般的な社内での事故報告書の書き方の例文は下記の通りである。

建設業機械○○○○における事故についての報告書

平成○年○月○日、午後3時15分頃、
国道○号線の道路整備工事中の事故についてご報告いたします。

私は建設機械○○○○の操作を誤り、同僚である○○○○に全治1週間のケガを負わせてしまいました。
詳細は私の操作する○○○○のショベル部分が、同僚の○○○○の腕に当たってしまい、
打撲のケガを負ったものです。

これは私が前方不注意で起きた結果であります。
○○○○にケガを負わせてしまったことを深く反省し、
今後は二度とこのようなことがないよう反省するものであります。

添付書類:事故発生の状況図

平成○○年○月○日
主任 ○○ ○○

以上

注意:これは簡易的な事故報告書の書き方であり、実際にはもっと詳細に記入しなければならないだろう。

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■事故報告書の書き方B【労働災害編】
労働災害が起こった場合、療養の給付、障害保障給付、移送費等の保険が給付されることとなる。
その為には事故報告書となる給付請求書の書き方を知る必要がある。
労働災害に認定されるためには、業務起因性業務遂行性があることが必須条件となる。
なので、この業務起因性と業務遂行性が説明できるような事故報告書(給付請求書)の書き方をする必要がある。
労働災害の事故報告書(例えば療養の給付請求書)の書き方は
@労働者の氏名・生年月日・労働保険番号等の基本情報の記入
A負傷または発病の時刻
B災害原因および発生の状況
C指定病院等の名称・所在地
D傷病の部位および状態
E事業主の証明
等を記入することになる。
この労働災害の事故報告書の書き方は、療養の給付であれば指定病院が労働基準監督署長宛てに、「療養給付たる療養の給付請求書」へすることとなる。

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