業務委託契約書
■業務委託契約書とは
業務委託契約書とは、例えば製品の加工等を委託者が受託者に依頼する時に作成する。
その決め方は自由である。
例えば、業務委託契約書に材料費や機材は委託者が準備する旨や、材料や機材の選定は受託者が選択する旨も決められる。
委任契約書とよく間違われるが、委任は法律行為を代わりに行ってもらう行為なのに対し、
業務委託契約書は一定の仕事を(例えば上記の製品の製造・加工)を委託する場合に書くものだ。
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■業務委託契約書の雛型
業務委託契約書 委託者(甲)省略 受託者(乙)省略 上記当事者間において下記の通り、業務委託契約を締結する。 第1条 本契約は、本書面で異なる定めをした場合を除き、一切の甲乙間の個別の契約に適用されるものとする。 第2条 個別契約は甲から乙への注文書を送付し、乙の承諾をもって成立したものとみなす。 第3条 甲は乙に対し、個別契約における製品加工について必要な後記機材を無償で貸与する。 なお、この機材の維持管理費は甲が負担するものとする。 2、甲は乙に対し、個別契約における製品加工について必要な材料を無償で提供する。 ただし、特別に高額な材料が必要となる場合は、甲乙間で別途協議する。 第4条 乙は製品加工等の委託業務を可能な限りすみやかに完了させ、第2条の注文書記載の期日までに甲に対し納品するものとする。 第5条 甲は乙の製品加工過程について、いつでも臨時に検査することができるものとする。 2、乙は製品加工について知り得た知識・秘密を第三者に漏らしてならない。 第6条 乙の瑕疵担保責任は、納品後1年以内に限り、継続するものとする。 第7条 ※契約解除事項 第8条 ※裁判所管轄 第9条 この業務委託契約書の有効期間は平成○年○月○日から平成○年○月○日までとする。 |
※注意!!:この業務委託契約書は略式だ。
本来であれば個別の事案で条件等をもっと細かくみていくべきものであり、それを業務委託契約書に盛り込むべきである。
それが事後の争いの防止につながる。
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