金銭借用書の書き方
金銭借用書について、民法の準消費貸借契約に則して、見本を見ながら解説します。
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金銭借用書 (貸主)東太田 正宗 殿 住所 秋田県ほろ酔い郡ほろ酔い町三丁目五番地1 本日、私は貸主である貴殿より、金壱百萬円を借り受けました。 平成○年○月○日までに、借り受けた上記金員を弁済することを約します。 上記金員を借り受けた証として、本書面を作成し、貴殿に差し入れます。 平成○年○月○日 (借主) 氏名 大田原 権蔵 印 住所 秋田県泥酔町字影津239番地1 |
上記の金銭借用書の書き方は、ごく簡単なものです。
もっと細かな取り決めをする場合・・・・
例えば
・利息について定めるとか
・分割で弁済していくとか
・振り込みなのか持参なのかなどの弁済方法とか
を取り決める場合には
そのことについての金銭借用書の書き方をする必要があります。
でも細かいことを取り決める場合でも、
1、金銭を借り受けたこと
2、金銭を弁済することを約すること
この2点は、金銭借用書の書き方では欠かせません。
これは覚えておく必要があります。
あと、金銭借用書の書き方で欠かせないのが日付と署名と押印です。
これが無いと、証拠としての効力はとても弱いものになってしまいますので、
必ず行ってください。
【参考条文】
民法587条(消費貸借)
消費貸借は、当事者の一方が種類、品質及び数量の同じ物をもって返還をすることを約して
相手方から金銭その他の物を受け取ることによって、その効力を生ずる。
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